タイトルだけで判断してはいけない

今ちょっとだけ話題のこの本。

モンスター社員の未払残業代請求から会社を守る法Q&A

モンスター社員の未払残業代請求から会社を守る法Q&A

と、そのレビュー。

経営者ですが、最近未払いの残業代を支払いました。とても悔しい思いをしたので2度と同じようなことがないように勉強しようと思いました。

それを受けたはてブはこんな感じ。
はてなブックマーク - Amazon.co.jp: モンスター社員の未払残業代請求から会社を守る法Q&A: 太田 隆充: 本

この著者干していいだろw

モンスターだろうと社畜だろうと時間外に働かせた以上、未払い残業代は払わなければならないと思います。

ブラック企業が必須の書なんだw

とまあ「残業代払わないとかおかしいだろブラック乙」的な扱いでちょっとだけ話題です。ちょっとだけ。
で、中身検索で目次を見たんだけどどうもそういう本ではなさそうなんだよな。


ざっと残業代請求の事例を抜き出してみると「手作り出勤簿で未払残業代請求」「朝の掃除は残業」「眠りながら仕事が出来る」「親としての愛情を熱く語る」など。
はっはーん、これマジモンのモンスター社員の話だな?
要するに「残業代を請求するからモンスター社員」じゃなくて「理不尽な残業代を請求するからモンスター社員」という話なんだよ。
そしてその対策として「習慣性残業の削減」「労働時間の管理」「無駄な残業が少ない社員の行動分析」と、至極普通の話をしてるだけ。
そして「モンスター社員たちは労働法を勉強しているから経営者もちゃんと勉強しよう」という話に続いている。
決して「社員に残業代なんか払うな!社畜として働かせろ!」という内容の本ではないんだよな、これ。
タイトルつけたのが誰なのか知らんけど、もうちょっとまともなタイトルにすればよかったのに。
この手の本で炎上マーケティングはダメだよ、中見る前に拒絶されるもん。


ちなみにモンスター社員の例として「仕事の指示をしたら面倒くさそうな顔で『新しい仕事を振られて嬉しい人間なんかいません』と返事をしてくる社員」というのが載ってた。
うわー面倒くせえ。


あと「残業代請求は法律家が狙う新たなマーケット」と書いてあって「あー」と思った。
債務整理、過払い金請求、震災の民事訴訟とクソ弁護士が私腹を肥やしているのは有名な話ですが、残業代請求で儲けようとしている弁護士もいるんだね。
「ゴールデンタイムに弁護士事務所のCMっておかしい!」と思えるような社会に戻して行かないとダメだよなー。
おかしいだろ、あれ。