図書館で偏見と差別意識に満ちた本を見つけた

大人の社会科見学
大人の社会科見学
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青嶋 ひろの さの ともこ
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これなんだけど、なんかもう最初から他人を馬鹿にしてやるぞっていう意識のもとに取材しに行ってるとしか思えなくらいひどかった。
なんつーか全方位に偏見と差別と無礼をまき散らしてるとしか言えないくらい。
ということでamazonのなか見検索で見れるところからひどいところを引用してみた。

(皇居の一般参賀に取材に行くにあたって)「皇居参賀、行ってもいいですけど文章には気をつけてくださいよ、アオシマさん。あの人たちの抗議ってほんとにシャレにならないんだから」

(サンタの格好で一般参賀に来ていた外国人に話を聞いて)たとえ異教の教祖の誕生日を祝うカッコで来ていても、そう言ってくれるならOKだよ。

一部の皇室おたくっぽいみなさんをのぞけば、みんな見た感じも内面もごくごく普通の人たち。おたくイベントの参加者などとは違って、特に語りたいことも主張したいこともないらしい。

(裁判所にいる人を見て)「見てください。ああいうのがきっと、傍聴マニアなんですよ」

(東京オートサロンでコンパニオンを撮影してる人を見て)このカメラ小僧たちとおんなじことするのは嫌だから、やっぱりちゃんと車を見ることにしよう。

(展示されている改造車を見て)だいたいこの車体にほどこされたみょうちくりんなペイントはいったい何?

(同上)いかにもいけすかない男が乗っていそうなランボルギーニ風(知識が貧困なのでこんな描写しかできません)のスポーツカー

(同上)「車金色に塗って花びら散らしてる場合じゃないよ、兄ちゃん」

やっぱり改造車ショーって、こんなものか……。

さらに中身が見れるサイトがあったのでリンクを貼ってみる。
『大人の社会科見学』青嶋ひろの
こっちもひどい。

(ドルパについて)「そんなお人形にはまってしまった人たちの集まりとは、いったいどんなけったいなものなのか?」

(ドルパの参加者を見て)女性陣と違って、長髪だったり太めだったりメガネだったり極端に地味だったりオカマだったり、やっぱりちょっとずつおたく入ってるみなさんが、素晴らしくきれいに着飾ったお人形を抱えて歩いてる!

(同上)いったいいつから、日本男児はこんなことになってしまったの!

(一般参賀で日の丸を配ってる人に対して)あ、でも旗配りの中には、やっぱりその筋の人っぽいおじさんもいる。巨漢、口ひげ、スキンヘッドにダブルのスーツ! おお、どう見てもシャツ着替えればダフ屋のおやじ、せっかくだから私はあの人から旗をもらおう!

これに関してはこのイラストも見てもらったほうがいいと思う。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/images/t_otonasyakaikakengaku_p06_l.jpg
読めますか。「殺されるのかと思ったら」って書いてあります。


そう、この本はイラストもひどいのだ。

完全に馬鹿にしてるよね。
あと、図書館で読んだ記憶ではチアリーディング大会で小柄な女性を上に乗せてる土台役の女性のイラストの横に「(あなたはガタイがいいけど)女は顔だ(から気にするな)」的なことが書いてあった。
ドルパの項目ではノーメイクの女性を馬鹿にしてたり、コミケの項目ではコスプレを撮影してる人間に「パイオツ」「おしり」「おっぱい」という吹き出しが付いている。(表紙に掲載)
で、みなさん興味津々であろうコミケの項目ですが、半分はエロに対しての文句でした。もう半分は評論ブースとかに行った感想。
当然差別偏見丸出しの内容なわけですが、俺がよくこんな本出せたなって思った表現もここにあったのよね。
曰く、「私たちが行った日はエロの日、前日はホモの日」
これは正確な表記じゃないけど、「ホモの日」は間違いなく書いてあった。ホモの日。


著者の名前で検索するといろいろアレな感じでアレなんだけど、それは抜きにしてもまあひどい本でしたわ。
10年近く前の本というのを差し引いても、よくこんな本出したなっていう気にさせてくれる稀有な本なので図書館とかで見かけたら読んでみたほうがいいと思います。
正直俺は途中で嫌になって読むのやめました。