麻生が
「私は郵政民営化を担当した大臣」「郵政民営化担当相ではなかった」
と発言したことが矛盾だったかのような話が巷に流れているが、これは別に間違いでも何でもない。
過去に郵政民営化担当相は竹中平蔵菅義偉増田寛也の3人しかおらず、麻生は「郵政民営化担当の総務相」である。
また、郵政民営化を担当した大臣だったと発言したのは2008年9月12日の自民党総裁選の候補者討論会であるが
その時の発言内容はこうだ。
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=364 (pdf)

小池候補
もう一つ、麻生候補におうかがいしたいんですけれども、郵政の民営化でございます。
郵政民営化について、どこかの取材に答えられまして、元経営者としては、
5年たったらうまくいかなかったと証明できるのではないか、というように、
あまりうまくいかないというふうにおっしゃっている部分があります。つまり、
郵政民営化は失敗だったと思っていらっしゃるんでしょうか。


麻生候補

まず間違えていただいては困るのは、私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。
私が総務大臣として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきましたので。
郵政民営化を国営に戻すかのごとき話がばらまかれているのを知っていますけれども、
私はその種の話をしたことは一回もないと存じます。

国営に戻すとは言っていないというだけの話。


また、総務大臣時代にこう発言している。
総務省(麻生総務大臣閣議後記者会見の概要)

幾つかの点について、異なる意見というのは私自身にもありましたので、この一年間いろいろありましたけれど、基本的に言ってきたことは一つだけだと思いますが、郵政が民営化された時の最大の問題は、その民営化された会社のバランスシート、損益計算書が黒字になる枠組みにしておくことが大事なので、そのためには今、現場で指揮を執っている会社でいえば社長である生田総裁の意見が無視され、経営をしたこともない学者や役人が、勝手に枠組みを決めるというのは、少々僭越ではないかということを申し上げてきたのだと思っております。言い換えれば、生田総裁が納得出来る案ということだと思いますが、これまで諮問会議でも何回も申し上げましたし、総理にも直接言いましたし、紙にメモして渡しもしましたので、幾つかの点については、私共の意見、私共というのは公社と私、生田総裁の意見と麻生の意見、公社の意見、旧郵政省の意見ととって頂いても結構ですが、意見はかなり反映されたものになりました。署名するに先立って、これは簡単には署名は出来ないと。何故なら残された問題がいくつかあります、ということで、これは総理と生田総裁が正式に会われた上で、生田総裁自身が認められた話ということに成りましたので、そういう形ではきちんと対応して頂いたと思っております。また、その後の会社の実際の枠組みというのが出来ないと法律は出来ませんから、その枠組みを作っていく段階や法律を作っていく段階で、私共の意見はもちろんのこと、経営者、少なくとも店舗を主たる業務とする商売の経験者等々を入れた上で、党とも相談して法案を作っていくことになるので、総理にもその点だけはよく理解して頂かないと、ということを申し上げ、認めて頂きましたので、総理に確認したうえで本日署名をいたしました。詳細設計の過程で、その都度に応じて修正を加えるということになっていますし、総理からの確認も得ましたので署名させて頂いたということであります。

この辺は一切報道されていない。
どういうことだろうね。


支持云々はともかく、まったくこの国のマスコミは腐ってるよ。