訓告1 - Togetterまとめ
早川由紀夫が大学から訓告を受けたようだが、それでも黙らないんだからもう黙らせることはできないと思う。
つか反原発だから黙れって言ってるんじゃなくてキチガイだから黙れって言ってるんだよな、みんな。
もちろん俺も。
それがわかってないから擁護したり寄付金を出したりする馬鹿が出てくる。
セキュ豚もそうだが、余計なこと言わなきゃいいじゃん。
人を挑発したり馬鹿にしたりしなきゃ何も言われないだろうし、それでも黙らせようとする奴には言論の自由を持ちだしゃいい。
でも違うだろ、これは。
俺が早川由紀夫に批判的なのはもっとひどい前科があるからなんだよな。
ちょっと前にこういう事件があった。
山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故 - Wikipedia
この際、早川由紀夫は数々の暴言を吐いた。
自分でまとめていい気になってるのでそこから引用する。
私の問題発言 - Togetterまとめ
新生児にビタミンKを投与しなかったときの死亡数を、全国で年間200人だと見積もる。これは山岳遭難による死者数とほぼ同じだ。登山者は、死ぬかもしれないことを承知の上で山に登る。そして登山することを日本社会は許している。
山口の事例で助産婦の責任をうんぬんするひとは、今月生まれた赤ん坊にビタミンKを投与しない助産婦の責任をどう考える。1/2000確率の賭けに負けた助産婦だけの責任を問うのはおかしい。
1/2000すなわち0.05%のリスクを絶対に回避すべしと論じる人は、立川断層からの地震発生30年確率0.5-2%をどう評価するのだろうか。合理的に考えれば、立川市近辺をすべて空き地にしなければならないはずだ。立川断層のリスクを知ってしまったいま、あなたの人生が問われている。
K2シロップは強制されていません。飲まない自由が認められています。それを無理じいしようとする意見を持つ一群のひとたちにたいして、けさのツイートは語りかけました。
看護師敗訴だと仮定する。支払うべき損害賠償額は請求5640万円の1/4000すなわち1万4100円が妥当だろう。乳児全体の死亡率1/4000を使う。母乳死亡率1/2000は使わない。
母親が、粉ミルクを与えずに母乳だけで育てた(らしい)ことの責任は問わないのか。粉ミルクにはビタミンKが入っている。
ホメオパシーで使うレメディの効果は臨床的研究によって否定されたのだろうか。会長談話を読んでもわからない。1分子も残らないほど希釈しているから効果がある「ハズ」がないとする評価しかみない。漢方薬と同じように臨床的研究を待つ態度を、ホメオパシーにはなぜとらない。
ホメオパシーを許容することにコストがかかるとは思えません。リスクもありません。自分の価値観で他人の価値観を否定するのは、してはならないことです。
母親は、どんなことがあっても、和解しちゃあいけなかったと思う。それも「内容を口外しない」和解は、最悪だ。もし裁判に耐えられなかったのなら、潔く訴訟を取り下げるべきだった。
何言ってるのか分からないでしょ。
要するに
「助産師がホメオパシーを信じることは認められているから他人の赤ちゃんにそれを押し付けて必要な薬剤を飲ませずにその結果死んだとしても助産師が賭けに負けただけ」
「赤ちゃんには薬剤を飲まない自由があるから飲ませなくてもいい」
「赤ちゃんに薬剤を飲ませないで死亡する確率と登山で死ぬ確率や立川市で地震が起きる確率は同じくらいなので後者が許されてるから前者も当然許される」
「粉ミルクに必要な成分が入ってるのに飲ませなかったのは母親の責任」
書いてて壁パンしたくなるような主張の数々。
そしてこれ。
早川由紀夫の火山ブログ ニセ科学にどう向き合うべきか 火山防災の目から考える
「(砂糖玉がビタミンKと同じ役割をすると考えるのは)科学的に間違っている」は、どしどし言ってください。「だから信じるなとか、だから使うな」までは、言わないでください。意見陳述はよいが、指図は控えてほしいというのが私の立場です。
さらにこんな事まで書かれている。
この立場を私がとるに至った背景には、火山災害時の避難行動をよく考えたことがあります。災害対策基本法の60条と63条、すなわち避難勧告・避難指示・警戒区域の問題を深く考えました。それの応用です。
避難することによる損失を補償することなく、公共の福祉にも無関係で、首長が住民に避難を指示できることが法に書かれていますが、憲法違反の疑いがあります。
避難が必要かどうかは公が判断すると、気象庁が2007年12月に気象業務法を改正してその態度を明確にしました。指示しないと住民は火山の危険から逃れることができないと考えたようです。私はこれに反対します。火山リスクは確率でしかいえません。たとえば60%の確率で被災するとき、避難指示を出したほうがよいでしょうか。避難が必要かどうかは、個人がかかえる仕事や生活の種類によるでしょう。人生観や家族構成にもよるでしょう。もちろん予想される被災の程度にもよります。私は、避難するかどうかは個人が決めることだと考えます。
こっちの方がひどいよな。
震災で考えが変わった可能性がなくもないだろうが、変わってたら「馬鹿の子供が被曝する」とか言わんだろうしな。
つかよく見ると下の方に俺のコメントが2つ載ってるんだよな。
当時から怒っていた記録みたいなもんかね。
あの頃から人の言うことには耳を貸さない人間だったよ、こいつは。
当時の俺の怒りっぷりも参考にしてください。
ホメオサイコパシー - 今日も得る物なしアーカイブ
なんつーの、むしろ訓告が遅すぎなんじゃねえのって気がするんだよな。
言葉の悪さではここ最近のキチガイっぷりのほうがひどいだろうけど、内容のひどさではホメオパシーの時のほうがひどいわんだし。
まあ大学と徹底的にケンカするっぽいから、さっさとクビになって自由な立場でいろいろやればいいんじゃないですかね。
どこまで信者がついていくのかしらんけど。
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