あります

ストーリーを持ったビデオ作品のスチールなのに「これだけパッと見せられたら」はないでしょ。

俺が最初にその作品を見たのはなにかの記事でただその写真が彼女の作品として掲載されていたもので、検索してそれが何であるかを自発的に調べなかったら俺にはあの写真しか情報がなかった。
当然「ストーリーを持ったビデオ作品のスチール」なんてことはわかるはずもない。
本来ならあの写真1枚を見て騒いでも問題はなかったということだ。彼女のやり方なら。


俺はそれがなんであって裏にどういう意図があって制作されたかを聞かなければ全体像が理解できないような現代アートを忌み嫌っているが、それはそれとしてその現代アート表現者である彼女があのような短絡的な発言をしたことは現代アート界においても問題とされるべきなんじゃないのかね。
まあ現代アートの巨匠とされる人物の言動を見ればそんな能力は(日本の)現代アート界には存在しないと思うけどね。


あと「コンプレックスが見える」ってのが気に入らない人が多いみたいだけど、彼女の作品やらインタビューやらツイートやら過去のテレビ出演の内容やらいろいろ調べた結果の話なので「パッと見て」言ってるわけじゃないのはご理解いただきたい。
https://twitter.com/5putniko/status/397251425224245248

男性社会に媚びることでしか生きられないミスコン女子は、どうぞご自由に金持ちと結婚してカラーセラピストかビューティーカウンセラーにでもなってろ!☆

https://twitter.com/5putniko/status/397179227365048320

私はもう背が高いことについてはカッコいいと思うようになって100%開き直った。17cmヒールはいて身長190cmで歩くなんてザラだし ちいさいオマエらが悪い

http://luapono.jp/2013/12/731/

でも、『はみだす力 スプツニ子!』(宝島社)で吐露されている事実は、華やぐシンデレラストーリーとは
異なるようです。

「物語りのはじまりは、長年、私の中にうずまいていたコンプレックスとトラウマだったりする」と
プロローグで語っている。

これからの技術革新!『はみだす力』 - HONZ

日本人の父、イギリス人の母に育てられた著者は、学校では常に「はみでた存在」として扱われてきた。ハーフ特有の、英語と日本語の言語の悩み。また充分モデルでもやっていけそうな現在の容姿からは想像し難いが、学生時代の「ブス」の称号。本人はイギリス人的パンク精神に則り、学生時代は頭を角刈りにしていたそうだ。

性的虐待云々は言いすぎだったかも知れんけど、世間からの「攻撃」に晒されてたのは間違いないんだろうね。
だからと言ってそれを理由に差別の再生産を行っていいというわけでもなし。
こっちは何とも思ってないのに「ちいさいオマエらが悪い」って言われてもなあという感じです。終わり。