自主規制したくなる気持ちもわかります

「境界のないセカイ」マンガボックス連載終了のお知らせ: 幾屋大黒堂Web支店 @SakuraBlog

講談社さんが危惧した部分は作中で"男女の性にもとづく役割を強調している"部分で、「男は男らしく女は女らしくするべき」というメッセージが断定的に読み取れることだと伺っています。
(私への窓口はマンガボックスさんの担当編集氏なので、伝聞になっています)
これに対して起こるかもしれない性的マイノリティの個人・団体からのクレームを回避したい、とのことでした。

要するにホモテロリスト(エコテロリストホモセクシャル版)とかフェミテロリストみたいなのが怖いってことでしょ。
よーくわかりますよ、ええ。
極一部、極々一部、全体の何億分の一とかそのレベルの性的マイノリティとかフェミニストとかって完全にキチガイですからね、死ねばいいと思いますよ、極一部ですけど。


でも、

せっかく性的マイノリティへの理解が進んできたのに、一転して腫れ物扱いされてしまうようになってしまったら不幸でしかないな…と心配もしてしまうのです。

みたいなことは言わない方がいいですよ。
それこそ「お前に心配されなくてもいいんだよボケ」「お前らマジョリティにマイノリティの何がわかるんだ」とか言ってマイノリティという名の刃物を振り回して殺しにくるキチガイテロリストとかいますからね。
本当にあいつら死ねばいいのにってずっと思ってますよ、今思い出しただけでも(中略)いですからね。
そんなのは本当に極々一部だと思いますけどね、極々一部。


そんな極々一部の無敵のテロリストが襲ってくることを考えたら自主規制したくなる気持ちもわかります、ええ。
もちろん大多数、ほとんど、統計学的には100%の性的マイノリティの方はそんなことしないですけれども。
天文学的な確率で発生する可能性がありますから、ええ。


まあこれからもその極々一部の存在すら疑わしいレベルと言われても仕方がないくらい少数のゴミキチガイテロリストのせいで表現が萎縮していくのかと思うとそろそろ世界は終わったほうがいいのかもしれないですね、みんな死ねばいいんだ。


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