氷結 × TRIGGERアニメCMが根拠のない理由で非公開にされた件について - Togetterまとめ
アニメオタク発狂wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
と書く以外にないレベルで馬鹿とアホが集団発狂しているネット人民寺院ですが、CMなんてそもそも規制(自主規制)の塊ってことを知らんのかね。
アルコールのCMで言えば5~18時までは放送をしないようになってるので箱根駅伝でサッポロビールの商品のCMは一切流されていない。
(正確には放映されていたが規制をかいくぐる形で作成された特別編だった模様。追記に詳細を記載。)
18時以降でも視聴者の70%以上が成人と想定された企画の番組以外ではCMを放送できない。
表現自体もかなり規制されてて、最近では飲んでる時にゴクゴク音が鳴るのも規制されてる。
他業界だと医薬品のCMの最後にピンポーンという音(タレントが言ってるのとかも含む)が鳴るのも自主規制だし、目薬のCMでは必ず目薬をさす場面を入れなければならない(正しい点眼方法を周知させるため)。
逆に内服薬は飲んでるところを映してはならない。
炎症や病原菌が完全に消失する表現も規制されてるのでエヘン虫なんかも完全に消える表現はNGになってる。
また、小学生以下の子供が自分で医薬品を利用している場面は使用できない。
それらを踏まえてロートこどもソフトのCMを見ると規制に引っかからないようになっているのがわかる。
https://www.youtube.com/watch?v=iW1HzRgHZ6g
ロートこどもソフト 「ほっとくのはダメ」篇
点眼の場面がちゃんと入ってるし、子供が自分で医薬品を使用してないし、目の充血も完全には消失していない。
ピンポーンがないのは用法用量を間違えてもそんなに危険じゃないから、のはず。
他の規制で理不尽(に思われる)なのは粉ミルクのCM。一律放送規制。
最近粉ミルクのCM見たことある人いる? いないでしょ。
あれは規制されてるから。
理由は「母乳育児の阻害」ってことになってる。
何だそりゃって怒る人間もいるだろうけど、これには一応ちゃんとした理由がある。
ネスレ・ボイコット - Wikipedia
1960年代、ネスレ社を含む多くの乳幼児食品販売会社は東南アジアなど発展途上国に進出し、粉ミルクを中心として産院や病院に対して職員を派遣し出産祝いに粉ミルクのセットを贈るなど人工乳による育児を奨励してきた。しかしその結果多くの問題が発生したとして、小児科医師や栄養士を中心として告発が相次いだ。その問題とは、
・人工ミルクの使用により、本来母乳が充分に出る母親の母乳分泌が不活発になる(乳児が乳首を吸う刺激により母乳はつくられるため)。
・人工ミルクを購入し続ける経済力に乏しい家庭において母乳不足が生じることで、ミルクを過度に薄めて与える状況が発生し、乳児の深刻な栄養欠乏がおこる。
・衛生状態の悪い環境、不潔な水によって作られた人工ミルクにより乳児の病気が多発する。
などである。
そのためWHOコードと呼ばれる国際基準が作られることとなった。
WHOコードの内容
1. 母乳代用品はすべて一般に宣伝してはならない。
日本はWHOコードを採用してないけど、CMの規制自体は存在する。
なので粉ミルクのCMは放送されていない。
粉ミルクだってちゃんとした商品だし必要とする人もいるのになぜCMがいけないんだ! と思う人もいるんだろうけど、乳幼児の健康を考えると大々的に宣伝するようなものじゃないという意見も理解できる。
冒頭の酒のCMの問題も乳幼児が未成年になっただけで、考え方としては同じだろう。
ASKも酒のCMを作成するなと言ってるのではなく、たとえWEB限定だとしてもTVCMの基準に準拠したCMを作れと言ってるだけであって根拠のない理由でCMを非公開に追い込んだクレーマーではないわけで。
その辺を勘違いした馬鹿が発狂してるのを見ると考える力の欠如を感じるんですよ、ええ。
つか酒って依存症とか健康障害とかの危険性がある嗜好品なんだから厳しすぎるだろってぐらいの規制でちょうどいいと思うんだが。
全く同じシチュエーションでタバコのCMが作られて、それに対して抗議が来たら今回と同じように擁護できるのかね。
タバコのCMは放送できないから現実性がないというのならパチ屋のCMでもいい。
人気声優を起用して、イラストレーターや声優が仕事の息抜きにパチ屋に行って大当たりしてヒャッホーって喜んでいるようなアニメCMが作られて、ギャンブル依存症患者の支援団体とかから抗議が来て非公開になって、冒頭のまとめで発狂している連中が「アニメへの偏見による根拠のない理由でのクレームだ! 署名活動をしてこのCMを再公開できるようにしよう!」なんて運動すると思うか?
絶対しないね、1億%しない。このカシオミニを賭けてもいい。
ということを書いていたら行動力のある馬鹿がアホな行動を取ってすべてが悪い方向に向かうといういつものアレが始まっていて頭を抱えている。
@ot_inc フォロー失礼します。今回の件で納得いかないのでNPO法人アスクに送りつける質問書(A4で5枚、ただし内容はアホ丸出し)を作りました。チカラになれますかね?
— yuki.k (@yuki_k0622) 2017年1月17日
有志が質問状を送るようです。
— ot_inc (萌える日本語化屋) (@ot_inc) 2017年1月18日
@ot_inc 質問状です、ご笑納ください pic.twitter.com/rSjqiBWzyu
— yuki.k (@yuki_k0622) 2017年1月18日
@ot_inc pic.twitter.com/thaKgmOS6K
— yuki.k (@yuki_k0622) 2017年1月18日
アホしかいないのか。
まあ自主規制の是非はともかく、すでにある基準を創意工夫でクリアするんじゃなくて解釈の違いでクリアしようとするのはどうかと思うのよね。
そういうグレーゾーンの方法で規制をクリアするのが認められれば各社こぞってグレーゾーンをついてくるんだし、そのうちとんでもないことをし始めるメーカーも出てくるだろうし。
そういうことがないためにあるのが自主規制なのに、抜け道探しが既成事実化されたら自主規制ってなんぞやってなるわけですよ。
そんな中アホアホ理論で騒いでるアホのアニメオタクには付ける薬すらないんじゃないのと思いますね。
あったとしてもそのCMでアニメオタクは自分で薬をつけられなかったりしてな。
追記
箱根駅伝でヱビスのCMが流れていたという情報が寄せられたので調査したところ、とんでもない方法で規制をかいくぐっていた。
企業TVCM「この上ない一年」篇年始放映のお知らせ(2016年12月22日) | ニュースリリース | 会社情報 | サッポロビール
3.エピソード
ビールそのものは登場させずに、ビールの魅力をお伝えする今回の“エア・ビール”という企画。滝川さん、井ノ原さんはもちろんのこと、スタッフたちもどんなCMが出来上がるのか想像できないなかでの撮影となりました。お二人が仲間と集まる新年のお祝いのシーンでは、実際にビールがあるかのような盛り上がりで、だんだん手の中にグラスが見えてくるような、とても自然な演技を見せてくれました。
“エア・ビール”はシチュエーションによって、大きさの異なるグラスや缶が登場します。「No.1エアビールかも!?」との声が集まったのは、外国人カップルが松茸に舌鼓をうつ料亭の女将さん。瓶ビールで注ぐ様子を、上手に再現してくれました。
要するに「ビールを画面に一切登場させない」という手法でCM放送を可能にしていた模様。
酒類の広告審査委員会 -自主基準 自主基準の遵守等-
テレビ広告を行なわない時間帯
5時00分から18時00分まで
ただし、企業広告(企業の経営理念、社会貢献への取り組み等をアピールし、当該企業に対するイメージ向上を目的とする広告をいう。)及びマナー広告(飲酒に関する注意喚起(未成年者飲酒、飲酒運転、妊産婦の飲酒、容器リサイクル、適正飲酒等)、その他公共福祉全般に関する啓発を目的とする広告をいう。)は除く。なお、酒類の商品の表示、飲酒シーン(注ぐ・嗅ぐ等の描写を含む。)は、禁止とする。
つまりイメージ広告扱いで商品の表示や飲酒シーンがないCMなので規制時間帯にも放送できると。
で、よくよく見てみるとプレスリリースのどこにもヱビスの文字がない。
確認してないけど、多分CM中にヱビスという言葉は出てきてないと思う。
ただ他のヱビスのCMと出演者、演出を統一することによって視聴者が「ビール会社のCM+ヱビスのCM出演者=ヱビスのCM」と脳内で自動的に補完してるんだと思う。
ヱビスビール新TVCM「年末」篇放映のお知らせ(2016年12月15日) | ニュースリリース | 会社情報 | サッポロビール
こっちは「ヱビスビール新TVCM」なのにエアビールは「企業TVCM」となっているので多分俺の推測が正しいはず。
黒ラベルの大人エレベーターCMも多分商品名やビールそのものは全てカットされた特別バージョンが放送されたと推測してる。
ただ実物が確認できてないので誰か箱根駅伝を録画してる人がいたら確認して教えて下さい。