以前こういうのを書きまして。
VALUやってる乞食ブロガー連中は「私はお金が欲しくてたまらないクソ乞食です」って言って回れよ - 今日も得る物なしZ
財務局とか国税局とか大丈夫ですか?
まあその辺の話はおいおい出てくるでしょ。
で、おいおい出てきたのがこれなんですが。
やまもといちろう 公式ブログ - YoutuberヒカルさんのVALU事件、いろんな方面に延焼中 - Powered by LINE
ここですぐピンとくるのは、これは税法上は贈与そのものだという点です。普通に対価となる役務もなしに資金が提供されるということは、純粋な贈与であって、国税庁にも問い合わせをしてみると「基礎控除額(やまもと註:110万円)を超える金額が移動した場合には、贈与税の対象となります」と明言されます。これは、フィンテックだICOだ関係なく、ビットコインだろうがなんだろうが個人に対する資産の譲渡という性質である限りは、納税しなければ税務署が槍持って自宅に突入してくるパターンの事業です。
それもこれも、これらのVALUの仕組みは金融商品ではない、だから金融業界の関連規制の枠内ではないと頑張って金融庁と交渉した結果、そうですね金融商品ではありませんねと金融庁から適法のお墨付きをもらってしまったが故の悲劇であると言えましょう。どうも国税庁はVALUを認知していなかったようですが、30分ぐらい電話で説明したら「それは贈与ですね。その事業体を詳しく教えてください」とか言われてしまって、藪蛇になってしまったかもしれませんが、そのようなことは問題とせずに頑張っていきたいと思います。
となると他人の贈与税を計算したくなりたくなるのが人間というもので。
とりあえずイケダハヤトさんの贈与税を計算してみた。
VALU | イケダハヤト@限界集落から未来を描くよ!のVALU
現在値が0.63000BTCで出来高が353VAなので222.39BTCが譲渡額と考えて本日の相場で計算すると104078520JPY、約1億407万円ということになります。
それを元に計算してみると贈与税は5263万3000円になります。
まあ普段から儲かって儲かって仕方ないぜみたいなことを言ってるイケダハヤトさんですから5000万ぐらい楽勝でしょう。
という話だったんだけども、なんかVAの価格の計算方法が違うらしいという情報が入ってきて。
現在値はあくまで現在市場(?)で取引されているVAの価格であって、実際の価格は時価総額を5000で割った価格らしいと。
となると現時点での実際のVAの価格は2.52BTCということになります。
それに出来高をかけて算出された889.56BTC=約4億1631円が譲渡額となり、贈与税は2億2436万5000円となります。
これ勘違いだったという情報があったので普通に現在値でいいっぽい。
さらに情報としてはすでに1000万円を調達したことを公言しているので、日本円に換金した分にだけ贈与税がかかるという超法規的処置みたいな状況になった場合は231万円が贈与税となります。
まあ超法規的措置の場合ですが。
実際問題VAが現在いくらなのかがよくわからないのでタレコミを元に計算しましたが、もちろん譲渡時の価格が違ってたりするので大雑把に計算した場合5000万から2億の間ぐらいじゃねえのという感じです。
VALUには全取引の記録が残ってると思うのでそれで計算すれば出るけど、まあ目安としてはその辺じゃねえの的な感じ。
まだ贈与税がかかると決まったわけでもないので単なる計算ですが、なんとなく贈与税の感覚がわかるので暇な人は嫌いなVALUユーザーの贈与税を計算するのもいいんじゃないでしょうか。
全然関係ないですが、VALUを購入した人を公式では「VALUER」と呼ぶようですが、valuerというのは英語では価格査定官のことらしいです。
どんどん査定していってほしいですね。
計算に使ったサイト
贈与税(暦年) - 高精度計算サイト
Foreign exchange rates | exchange rate calculator | currency exchange rates | ConvertLine.com
追記
hirolog634 なんだこの適当な考察。
考察ではなく単なる計算と書いてありますが、そのうち多分ものすごい綿密な計算に基づいた考察が出てくると思うので期待しています。
この人には期待していません、こういう人は自分では何もしないのが確定してるので。
まあこれよりしっかりやるにしても年初来高値と年初来安値でそれぞれ贈与税と譲渡所得とあとなんか、雑所得とかでそれぞれ計算してその範囲のどれかぐらいですよって言うしかないんじゃないの。
全期間の取引がわかればちゃんと計算できるけどね。