世田谷区も同性カップル認める動き 区長が明らかに - 石壁に百合の花咲く

おそらく今回の渋谷区・世田谷区の施策をきっかけに、「自称『寛容』」な日本の本当の姿が見えてくるんじゃないかな。この先いったいどんな珍奇な意見が飛び出すのか、楽しみなような怖いような。

「寛容」日本の化けの皮、はがれる。渋谷で反同性婚チラシやデモ、自民幹事長も同性婚に懸念。2丁目ではゲイバー取り締まり強化も - 石壁に百合の花咲く

どうやら本当に「寛容」ジャパンの化けの皮がはがれてきたみたい。

てなわけで日本が寛容なんて大嘘、実態は「知識や意識が半世紀前からアップデートされていない、ありふれた同性愛嫌いの巣窟」だよん。

俺の時はLGBなのかLGBTなのかで散々悩んで出した結果について「Tを一緒にするな」という批判が飛んできたりしたわけですが、どうやらそれは俺だけに適用される基準であって他の人はこのくらい雑なくくりでも大丈夫みたいですね。
あーそうですか、「日本」の化けの皮が剥がれましたか。
あれが「日本」という国の総意ですか、そうですか。
もう在特会ヘイトスピーチも「日本」の総意にしちゃえばいいんじゃないかな。雑だけど。


いいんじゃないですか、そんな雑な言い方しても誰も怒らないんですから。
まあLGBTってくくってたのは向こうだし、それを引用したら叩かれるのはこっちなわけですからそういう世界だと割り切るしかないですね。


で、またクソ保守が馬鹿やってんなあ、頭おかしいなあと思いながらデモのニュース見てた俺はなんですかね。
あれが「日本」の化けの皮を剥いでるんだとしたら俺の立ち位置はどこなんですかね。
とうとう「日本」人ですらなくなっちゃったんですかね。エスペラント人かなんかになりたいですね、どうせなら。


それにしても

何も知らなかったら、アンチゲイ派の主張にただ流されて悪気なく「そうか」と思っちゃう人もいると思うんですよ。でも、そこでこれらの主張のどこがおかしいかを説明してくれる人がいたら、立ち止まれるかもしれない。希望をかけるなら、そこだと思います。この程度のバックラッシュはどこでだって起こってるんだし、今めげてる場合じゃない。

って俺の時とずいぶん態度が違いますね。


俺の時は

誰が何をどう説明しようと、「英語わかんなーい」、「歴史的経緯なんて知らなーい」、「日本と外国とは違うしー」、「差別する意図はないんだからいいじゃなーい」、「もっと下手に出て、マジョリティの気分を害さないように説明しないと聞いてあげませんよ?」、「言葉狩りをするオマエこそ差別者だあー!」とかなんとか言い続けるだけで、絶っっっ対にやめないからね。

って言ってましたよね。


あ、俺そこまで馬鹿にされてたんだ、すげーな。今気づいたわ。
「日本」の皆様は説明すればわかってくれるはずなのに俺は最初から理解できない生物扱いだったんだ、へー。
やっぱり俺「日本」人じゃない扱いっぽいですね。いっそのことシーランド人になりたいわぁ、アハハ、アハハ。


ま、いいんじゃないですか。雑に扱われるの慣れてるんで、俺。