ボラギノールを作ってる会社のWikipediaの項目の日本語がすごすぎてすごい

誰だよこれ書いたの。
そしてなぜ誰も修正していない。
あまりに暑くて俺の頭がおかしくなったのかと思ったけど何度読んでもおかしいのでネタにすることにした。


とりあえずおかしいところを全部抜き出して赤字にしておく。
天藤製薬 - Wikipedia

その様子を、痔疾用薬ブランドの医薬品メーカー最大手である。

ボラギノール」という商品名で痔の薬を販売しているが、「痔にはボラギノール」というCMソングのおなじみである。

戦後初、社名を「天藤製薬株式会社」に発展的改組になる。初代社長の大槻欽三氏に就任。

当社、2代目社長を大槻順三氏に就任。

医療用向け製品内服薬「ヘモクロンカプセル」武田薬品工業から当社へ移管。

当社、営業部の組織を東京・大阪支店、札幌・名古屋・広島・福岡営業所に再編された。

当社の基本理念「Vision A」を制定。

当社の100%子会社「天藤サービス株式会社」を設立。

4代目社長桐村道夫氏に就任。

2代目会長の桐村道夫氏(前社長)に、5代目社長の大槻良三氏が就任。


(;´Д`)


「当社」とか「氏」を使ってるのもWikipediaでは異質だけど、そんなことはどうでもいいと思わせられるほどの日本語の崩壊っぷりだ。
自動翻訳か小学生かどっちかじゃないかと本気で思ったくらいだ。
特に「2代目会長の桐村道夫氏(前社長)に、5代目社長の大槻良三氏が就任」の意味のわからなさが本当にすごい。
超好意的に解釈すると「桐村道夫氏が会長職を退いて、その後任に大槻良三氏が就任」ってことなんだろうけど、そのまま解釈すると「2代目会長の桐村道夫氏(前社長)」という役職に5代目社長である大槻良三氏が就任したことになる。
何をどうしたらこういう文章が書けるのか。


なんて気軽にネタにしながらその投稿をしてた人間を見てたんだけど、どうもかなり大量に異常な日本語の文章をぶちまけてる形跡がある。(既に修正済みの文章含む)

新伍のワガママ大百科 - Wikipedia

1993年6月一杯まで、視聴率不振のため、短命に9ヶ月間として番組は終わった。

バイエル薬品 - Wikipedia

1863年、ドイツの企業にて「フリードリヒ・バイエル社」を会社創立。

1888年バイエル医薬品「フェナセチン」が日本初に紹介される。

吉富製薬 - Wikipedia

ロゴマークでは「武田薬品」の社章を、ウロコ印に当社が社章と旧:武田化成時代の社章に似ている物であった。

1998年(平成10年)4月1日、当社と薬害エイズ事件で発生したかつての企業「株式会社ミドリ十字」が実質上救済合併され、これを機に新しい商号「吉富製薬株式会社」に発足した。当社の「精神科医薬品事業部」を設置。

当社、「株式会社ミドリ十字」と販売に関する締結。

当社の「都島工場」が長年を持って閉鎖。

バイファ - Wikipedia

社章にはそのイニシャルは「B」と名付けられている。

「株式会社ミドリ十字(現:田辺三菱製薬株式会社)」と共同申請。

スコルバ - Wikipedia

日本初の市販薬であり、クロトリマゾールとかゆみ止め成分・l-メントールを配合したのが最初「スコルバ」という商品名だった。

かつて、スプレータイプ(エアゾール剤)・液剤・クリーム剤があったので、現在は1日1回・使い過ぎ防止機能のワンプッシュ噴射式「スコルバEX」として発売してる[要説明]。

要説明……。


他にも大量にあるけど、どうもすべて1人の利用者がデタラメな日本語の記述をばらまき続けているっぽいんだよな。
IP利用者なんだけど、すべて接続元がOCNで「当社」っていう表現を好んで使っている。
Wikipediaではあんまり使わない表現なのですぐわかる。
本院は善意でやってるんだろうけど、さすがにこの勢いでばらまかれても……。


幸い製薬会社に集中しているので修正はやろうと思えばできるだろうけど、あまりに大量すぎて俺はやる気を失いました。
天藤製薬くらいは修正するかもしれないけど当分変な日本語は見たくないので誰かやってくれるならそれに越したことはないです。


以上、異常な日本語を読みすぎて気分が悪くなった(マジ)俺がお送りしました。


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